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執筆者の写真圭樹 竹中

アーティスト、俳優、女優、ダンサー、アイドル、モデル、表現者のあなたが、コロナ禍で活動できない、今だからこそできること。


 

                      Photo byTandem X VisualsonUnsplash

世界中に猛威をふるっている

コロナウイルス。

beforeコロナ、withコロナ、

afterコロナという言葉ができたくらい、

いままでの前提が崩れてしまった、

まさに時代が変わってしまった出来事です。


エンターテイメント業界は

「集客力」という言葉が示すように

人が集まること、人を集められることを目指して、

活動してきました。


ライブ、コンサート、映画館、ショー、、、

その前提が崩れてしまったいま

既存のエンターテイメント形態は

動けない状況が続いています。


多くの表現者とスタッフ、製作者、関係者にとって

今はとても厳しい状況です。

先行きの読めない状況が続き

精神的、経済的に誰もが不安を感じていると思います。

私もその一人です。


でもいつかこの状況は解消される。

そんな日が来ることを信じて

こんなときだからこそ、

今できることを、やりましょう。


下記ではアーティスト、俳優、女優、アイドル、ダンサー、モデルなど

個人で表現活動、クリエイティブ活動をされている方が

いまこそするべきこと、と

そのきっかけになりそうな情報を紹介します。


 

オンラインでエンタメ活動


いまはyoutuberを筆頭に

17liveなどで活躍するライバー

ツイキャス、youtubeライブなど

オンラインベースでの

アーティスト活動、タレント活動が盛んになってます。


かつてはテレビ、映画、雑誌、CD、コンサートなど

既存のメディア形態以外の発信方法として

一般人を含む、発展途上の個人の表現媒体という印象でした。


近年はそこで注目された才能が

ソーシャルメディアで拡散され

既存のメディアでも活躍するケースが

とても多くなっています。


逆に既存のメディアで活躍していたアーティストが

フレキシブルで自由度の高いオンラインメディアを

積極的に活用するケースも

数多く見受けられるようになりました。


近年、既存メディアの集客力、集金力と

webメディアの発信力が相互補完されるかたちで

エンタメ業界は活況を呈していたわけですが、

いまはその片輪が突然外された格好です。


webベースのメディアは

その自由度と低コストで発信できるのがメリットですが、

受け手も無料で楽しむのがあたりまえの意識のため

その活動を金銭化するのが課題でした。


しかしyoutuberにように

視聴回数に応じて広告収入を得られたり、

17 liveやツイキャス、youtubeライブのように

いわゆる投げ銭で収入を得るなど

オンラインでの収益化の流れが

加速しています。


特にコロナの影響で、

ライブ、コンサートが急遽中止になる中

M.S.S.ProjectがZeppダイバーシティで

無観客ライブをストリーミング配信し、

二日間で投げ銭が1億を超えたことは

これからの時代の収益化のあり方を示す

大きなニュースとなりました。


多くのビッグアーティストが年内のライブを

すでにキャンセルしたり、

映画の公開延期、撮影延期、

舞台の公演中止、テレビの収録延期が相次ぐなど、

いまだ回復の兆しの見えない状況ですが、

個々人としていまできることを

模索していくことで

新しいカタチの表現形態が盛んになり、

さらに多種多様なエンターテイメントを

楽しめるようになる世界ができることを

心より願っております。


以下ではオンラインでの表現メディアについて

いくつかご紹介します。

 

YouTube / Youtubeライブ


言わずとしれた世界最大の動画共有サイト

Youtuberという職業が生まれたくらい

個人が自分の能力を発信することで

収益を得られる仕組みを確立した。


「広告収入」


地上波テレビのように

無料で発信する動画に

YouTubeが広告を差し込むことで

発信者が広告収入を得られる。


動画を広告化するには

チャンネル登録者数1000人以上が必要。

動画の再生時間と広告表示回数で

収益が変動する。

10分以上の動画には複数広告をのせられるため

多くの発信者は、これを動画の長さの基準にしている。


広告の単価は公開されておらず

YouTube側にルール設定の権限があるため

収益は大きく変動する可能性がある。


目安としては

チャンネル登録者数

10000人で約20万円

30000人で約50万円くらいだが

広告の単価がジャンルによって異なるため

一概には言えない。


「スーパーチャット」


動画のライブ配信中に

視聴者がコメントと共に

金銭を送ることができる仕組み。

スパチャとも言われる。


運営側に30%の手数料がかかるが

視聴者数に関係なく支払われるため

視聴者が配信者を直接応援できるのが利点


スパチャをするとコメント欄が

ハイライト表示されるため

ファンの想いを配信者に届けやすい。


ファンは直接メッセージと

金銭的な支援をすることができ

発信者もリアルタイムで

それに応えることができる。


いままで間接的なことが多かった

アーティストとファンの

新たな直接関係を築ける仕組みとして

注目されている。


チャンネルメンバーシップ


ファンクラブに似た形態。

メンバーシップ料金を払うことで

特典を得られる仕組み。


月額料金で、90円から6000円まで設定可能。

運営側に30%手数料。

登録者数30000以上でないと利用できない。


特典はメンバー限定動画など

5段階で設定できる。

メンバーになることで得られるメリットを

どこまで提供できるかがポイント。


アフィリエイト


広告主と直接提携した広告を

動画に掲載することで

クリック数や購入数に応じて

収入が得られる仕組み。


Youtube側をはさまないので

手数料がかからないのがメリット。


 

アフィリエイトはブログや

インスタグラムなどでも盛んだし

投げ銭のシステムは

ほかのプラットフォームにもあるが

誰もが知るYouTubeの

メジャー感は大きなメリット。


無料のYouTubeで動画の一部を紹介して

完全版はサブスクリプション課金の

ニコニコ動画への入会を促す


YouTubeでPVやノウハウ、活動内容を紹介して

自身の認知度を上げる、など

事実上の標準プラットフォームとしてのYouTubeを

うまく活用することで

個々人の活動の幅を大きく広げることができるでしょう



 



日本のみならず

アジア圏を中心にメジャーな

個人のライブ配信プラットフォーム


ライブ配信者=ライバーの配信中に

視聴者がギフトと呼ばれる投げ銭をすることで

ライバーは収益を受け取れます。


ギフトからライバーがもらえる比率は

視聴者数に変動するため

人気がでればでるほど

収入が大幅に増える仕組み。


イチナナで人気のある

トップライバーには

年収が億を超えるものも多く、

収益性に高い可能性がある。


イチナナの公式では

トップライバー 月収100万以上

ミドルライバー 月収50万以上

ビギナー    月収20万以上


広告収入ではなく

ファンからの直接課金が基本のため

人気があるライバーは

安定した収入が見込まれる。


反面、投稿動画が資産として

蓄積されるYoutubeと異なり

ライブ配信が基本のため

定期的、継続的な配信と

ファンへの気配り、

高いコミュニケーション能力が必須となる。


個人としての魅力や能力を

ダイレクトに発信でき

それを個人が直接支えるため

より親密度の高いプラットフォーム。


個人が自分自身の価値を

そのまま自分自身で収益化できるのは

従来のメディアでは無かったもので

表現メディアの新たな可能性と言える。


 

クラウドファンディング



コロナの影響で、

ほとんどのライブや演劇が

公演中止になってしまいました。


多くのエネルギーと時間を費やして

準備してきた公演を

中止せざるを得なくなり

精神的にもつらいですが

経済的にも相当なダメージだったと思います。


いままで新規事業や新製品など

不確実性が高く、実績が無いために

資金調達が難しかったビジネス向けの

印象が強いクラウドファンディングですが、

最近はCD作成や映像作品制作、

ライブや演劇公演開催の支援を募るなど

多種多様な形態が現れてます。


特にエンタメ業界では

突然の公演中止でアーティスト側、製作者側ともに

大きな経済的損害を被ってます。

クラウドファンディングを行うことで、

製作者側は資金を調達することができ、

ファンもアーティストを直接支援することができるため

注目を集めています。


クラウドファンディングのメリットは

完全成功報酬制であるので

出資を募る段階では費用が発生しないこと。

申し込み条件もないので、自己資金がなくても

申込みができるのです。


また自分達の活動を世の中に

宣伝することができるのもメリットです。

自分達の思いを直接伝えることができ

ファンや支援者との新たなつながりが期待できます。


資金調達という面だけでなく

自分達の活動、作品が必要とされているかが

とてもわかりやすく表れるので

ファンからの想いを強く感じられ

新たなモチベーションにもつながるでしょう。


クラウドファンディングは目標金額を設定します。

その目標金額に達しない場合は支援金を受け取れない

All or Nothing方式と

目標金額に達しなくても支援金を受け取れる

All in 方式があります。


成功するクラウドファンディングは

3割は身内、友人からの支援

3割は自分のソーシャルコミュニティやファンからの支援

そして3割は外部からの支援

という割合が多いそうです。


ただクラウドファンディングを立ち上げれば

資金が集まるというものではもちろんなく、

多くの支援を募る努力は欠かせません。

リアル、ソーシャル両面の人間関係を生かして

積極的に支援の輪を広げる姿勢が大切です。


以下クラウドファンディングのサイトの

ご紹介です。



国内最大級のクラウドファンディングサイト

掲載無料

音楽、映像、映画、アート、写真、舞台など

アーティスト活動、作品制作活動への

プロジェクトが多い。

CAMPFIREコミュニティを利用することで

ファンクラブをつくり継続的な支援を受ける体制を

作ることも可能です。



国内最大級のクラウドファンディングサイト

音楽、映画、映像、ものづくりなどに加えて

教育、国際協力、地域振興など社会的な

プロジェクトも多い。

手数料は上がるが、キュレーターによるサポートも可能。

PR会社と提携するなど、宣伝力が強い。



 

音楽配信・ダウンロード販売



ライブ公演ができないいまこそ

楽曲作成に励んでいるアーティストも多いと思います。

せっかくの楽曲ですから

より多くの人に届けたい。


ここでは個人、インディーズで活動している

アーティスト向けの

音楽配信、ダウンロード販売のサービスを

ご紹介します。


音楽配信には楽曲ファイルとともに

アーティスト写真、アルバム写真も不可欠です。


下記で詳しく説明しますが

ジャケ買いという言葉もあるくらい

配信サイトの無数の未知の楽曲の中から

興味をもってもらうためには

優れたビジュアルイメージが不可欠です。


アーティストの想いがあふれる

すばらしい楽曲を多くの人に届けるためにも

時間があるときだからこそ

アーティスト写真は用意しておきましょう。



 


有名アーティストからインディーズまで

多くのアーティストに利用されている。


楽曲売上の100%をアーティスト還元

(配信ストアの手数料は除く)


登録料 シングル1410円〜アルバム4750円〜


最短2日で、itunes、applemusic 、amazon music、spotify、youtube musicなど

世界185カ国以上の配信ストアで配信販売可能


2020/5/31まで、コロナ禍のアーティスト支援として

全サービスを無料提供している




個人の音楽活動をサポートする

バーチャルプロダクション。


登録料は無料で、TuneCoreと提携しているため

世界各国の配信ストアでダウンロード販売、ストリーミング配信可能。

(配信ストアの手数料を除く売上の60%を還元)


スマートオーディション

曲とアーティスト情報をアップすることで

提携先レコード会社、事務所、イベンター、エージェントなどに

発信することができ、契約の可能性が生まれる。


カラオケJOYSOUNDに曲を配信することができる。

一曲あたり14000円、印税ありなら19000円

背景動画を自分で用意可能など

ユニークなサービス。


仮想ライブ空間SHOWROOMと提携しており

審査に合格すれば

公式アカウントとしてライブ配信できる。



 

アーティスト写真、プロフィール写真、宣材写真を撮る




コロナの影響でいまは活動が制限されていますが

やがて撮影や収録、公演へ動き出すことは間違いないでしょう。

ワクチンの開発など、世の中に流れによっては

その日は意外と早いかもしれません。


外出禁止でエンタメへの渇望が高まっており

止まっていたものが一度に動き出すことで

急にいろいろな話が舞い込む可能性があります。

良い話の機会損失にならないよう

用意しておきましょう。


そんな事態に備えて、いままで忙しくて

ちゃんとしたものを用意していなかったり、

かなり前に撮ったものをそのまま使っていたりするなら

いま時間があるときだからこそ、

ちゃんと撮影するべきです。


webは古い写真も残ってしまいますので、

検索して同じ写真ばかりだと

ちゃんと活動していないと受け取られます。

定期的にアップデートが必須です。



アーティスト活動、オーディションから

オンラインメディアでの活動まで

アーティスト写真、プロフィール写真、宣材写真は

活動する上でとても重要です。


特にアーティストは、配信サイトなどで

楽曲よりも先に伝わるのはビジュアルです。

多くのアーティストがひしめき合う中で

目に止めてもらうには

優れたオリジナルのビジュアルイメージが不可欠です。


アーティストとしての世界観を

ビジュアルイメージで補完することで

より自分の作品が伝わりやすくなります。

自信の音楽性と一貫する写真を持ちましょう。


また俳優、女優、アイドル、ダンサー、モデルなどは

外見が才能のひとつであるとみなされます。

自分の魅力を最大限に伝える写真を持つことは

営業的側面からもマストです。



今の時代は機材が進化し、

誰でも写真を撮れます。

しかしライティングだけは

どれだけ機材が進化しても

光をどう使うかの知識と技術がないとできません。


そして写真は「光で描く絵」なのです。

光についての知識と技術なしに

質の高い写真を撮ることはできません。


料理はたいていの人ができますが

本当に美味しいものが食べたいから

ひとはお金がかかってもレストランに行きます。

それと同じです。


本当に自分の魅力を伝えられる写真がほしいなら

しかもそれが仕事にとって大きな武器になるなら

そこはプロのフォトグラファーに

ちゃんとしたものを撮ってもらうべきです。


ただしプロと言っても玉石混交です。

カメラがあればそれなりに形になるので

特に最近は副業として、個人が趣味の延長で

カメラマンとして仕事を受ける人も多いです。

そういうカメラマンを紹介するサイトも増えています。


値段が安いことが多いですが、

質がそれなりであることも多く

かえってアーティストイメージの低下、

営業的な機会損失を招きかねないので

注意が必要。


また一見するとスタジオがあるところでも

値段の安さばかり押し出すところは

証明写真のように決まったライティングしかできず

経験と技術の少ない若手、もしくはアルバイトが

撮影しているところも少なくありません。


作例やカメラマンの経歴を確認し、

ちゃんとしたスタジオがあるのか

自分が求めるものをちゃんと撮れるのか

きちんと調べて選びましょう。


質を求めると、それなりの費用がかかりますが、

真剣に将来を見据えるなら

大切な自己投資です。

費用に対しての効果がとても高いので

目先の金額にとらわれず

必要経費だと考えて、きちんと検討しましょう。



以下そのような目的にあった

スタジオを紹介します。

 


新宿三丁目駅から徒歩三分の

アーティスト写真、プロフィール写真、宣材写真に

特化した撮影スタジオ


高い天井のある白ホリスタジオで、

本格的なライティングをする撮影が可能。

広告、CDジャケット、写真集、雑誌などで

数多くの有名アーティスト、俳優、女優、アイドル、ダンサーを

第一線で撮っているカメラマン

その技術と経験を生かして撮影する。


日時を調整することで、質の高い写真を

リーズナブルな価格で実現。

プロレベルのレタッチ技術も高いポイント。


白ホリエリアとコンクリートエリアがあり、

ソフトからハードまで幅広いイメージが可能。


ヘアメイクは必要に応じて、

第一線で活躍するプロを呼ぶことができる。

また近隣の提携サロンあり。





表参道徒歩2分

アナウンサー就活写真に強いスタジオ


代表者が元レタッチャーということもあり、

デジタルメイクを打ち出している。

撮影後の後処理技術がポイント。


表参道という好立地なのに

料金がかなりリーズナブル。


コンサバティブなオーディション写真を

得意としているスタジオ。




恵比寿駅徒歩10分

長年第一線で30年以上のキャリアを持つ

ヘアメイクアーティストが

主催するスタジオ


恵比寿の立地としては

料金がリーズナブル。


キャリアの長いヘアメイクアーティストが

ヘアメイクをしてくれるのがポイント。


宣材写真、オーディション写真を得意としている。



 

インプットに務め、自分の「希少性」を高める



多くの仕事が止まっている今は、

言い換えれば自由に使える時間を

得られたかつてないチャンスです。


ついついコロナのニュースばかり

チェックしたりしがちです。

心情的にはよくわかりますが、

そればかりに右往左往していては

時間がもったいないですし、

気が滅入ってしまいます。


この時間をどう活用するかで

自分の将来が大きく違っていくでしょう。

インプットとアウトプットの量は比例します。

こんなときだからこそ

積極的に自分の中にたくさんのものを

インプットして、

将来のチャンスに備えましょう。



インプットといっても

自分が好きなもの、すでによく知っているものを

取り入れても、それはいままでの延長線でしかありません。


いままで自分が興味の沸かなかったこと、

自分とは関係ないと思っていたジャンルを

積極的に取り入れてみてはいかがでしょうか?

そこにはとても大きな効果が生まれます。



 

現代において、あくまで社会的な面に限定すると

その人の価値は

何を基準に判断すれば良いのでしょうか。


例えばある人がいます。

彼は外見がとても良いですが

外見が良いだけなら、それほど珍しくありません。


それに加えて、歌がプロ級に上手かったらどうでしょう?

それだけでアーティストとして成功しそうです。

さらに演技も上手だったらどうでしょう?

人気美形アーティストが俳優デビュー。

これもなかなかいませんが、誰か思いつくかもしれません。


それでいてさらに英語が堪能だったらどうでしょう?

ひょっとしてハリウッドデビューの話が出てくるかもしれません。

頭の回転が早く、トークがものすごく上手だったらどうでしょう?

映画監督をするくらい映像表現に造形が深かったらどうでしょう?

舞台を脚本、演出するくらい舞台表現にも詳しかったら、、、?

ストイックにアスリートばりに筋肉を鍛えていたらどうでしょう?

ワインや料理について、敏感な味覚と知識を持っていたら、、、

経済に精通していて、資産形成に成功し、海外に豪邸を構えていたら、、、


もう僕の知るところでは、そんな人は一人しかいません。

そう、GACKTさんです。

仕事でご一緒させていただくことが多い方ですが、

あんなにすごい人はそうはいません。


ではGACKTさんの何がすごいのかというと

一言で言えば「希少性」だと思います。

一つ一つの要素だけでいうと、

それに並ぶものはいるかもしれませんが、

その要素が増えれば増えるほど

替わる人がいないくらいの価値を持つのです。



例えが極端になってしまいましたが

要は自分が持つ能力に、さらにほかの能力をつけることで

その人の希少性が増します。


その能力が、もう一つの能力から

ギャップがあればあるほど

その人の希少性は高くなり、

替えの効かない人間になります。


俳優なのに小説を書いて賞をとる、

アイドルなのに気象予報士の資格を持つ

ミュージシャンなのに、アスリートばりに身体能力が高い

俳優なのに、料理がものすごくうまい、

女優なのに、空手の有段者などなど


ギャップのある要素を持つことで

なかなか替わりが効かない存在になれて

仕事の可能性も広がります。

エンタメ業界を見渡しても

そういう方向が強まっているように思えます。


10000時間の法則というのがあります。

何事も10000時間やれば、一流になれると。

(英マルコム・グラッドウェル「Outliers: The Story of Success」)


1000時間の法則というのも聞きます。

1000時間あることをやれば、

周囲に認められる能力が身につくと。


1000時間だと、一日2時間で500日ですが

やることによりますが経験上そんなにいらない印象です。

20時間で、大抵のことは

なんとか楽しめるくらいのレベルになるという説もあります。

(ジョシュ、カウフマン「The first 20 hours」)


あるスキルなり知識なりを身につけるとき

最初は急激に上達しますが、

あるレベルから先を超えるのは

時間と努力が必要だということは

誰もが経験でわかっていると思います。


逆に言うと、それなりのレベルになら

そのスキルや知識はわりと短時間で

身につけられるということです。


いままで自分から

かなりギャップのあるスキルや知識を身につけると、

そこには希少性という価値が生まれます。

いままでと違うものを手に入れることで

人はきっと違う視点を手に入れます。


それは単純に足し算ではなく、

掛け算の効果が生まれます。

いままでの自分に、ちがう自分が作用することで

そこにはいままでになかったたくさんのものが生まれます。


それは自分という存在の価値を高める上で

とても有効な方法だと思います。

それは仕事だけでなく

人間性を高める上でも大きな役割を果たすでしょう。


そう考えると、

この半ば強制的に与えられた時間が

とても貴重なものに感じてきませんか?

いまこそ、キャリアと人生のチャンスです。

この災難を、プラスにするべく

お互いに頑張りましょう!


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