写真=「真実」を「写す」?
写真うつりがとても良い人っていますよね。
そういう人に共通しているのが
みんなとても表情が豊かだということ。
表情が豊かな人って
撮影してても、とても撮りやすいです。
ちょっとした表情の違いがビビッドなので
「あ、その表情!!」みたいに
表情ごとの違いが大きいので
わかりやすいんですね。
だから写真にすると
その人の感情とか、個性とか、
そんなのがたくさん伝わってきて、
いい写真だなあと感じるんだと思います。
逆に表情が豊かでない人だと
撮ってても、なかなか、、、(笑)
多分感情とか、いろいろなものが
その人の中にあるのはわかるけど
それが表面に出てきてくれないので
なかなか難しいんですよね。
でもあとから見ると
微妙に違ったりしてるのも
写真の面白いところ。
写真の良さの一つに
じっと時間をかけて見ることができる、
というのがあると思います。
肉眼では気が付かなかった
その人の人柄や感性が伝わってきたり、、、
写真は「真実」を「写す」という
言葉ができたのもわかる気がします。
まあ英語では
photo(光)+graph (絵)で
本来は「光で描く絵」というのが起源なのですが
写真の持つ、
細密な描写をじっくり観察できる、
という特性が
「写真」という言葉につながったのかなと想像します。
話がそれましたが
なので写真だけでいうと
そうじゃなくても成り立ちますが、
表情が豊かな人のほうが
写真映えは良い傾向にあります。
豊かな表情ができる力=「表情力」
メールだけでやり取りしていると、
たまに、あまりにそっけない言い方に
「あれ?この人こんな人だっけ?」と
動揺することがあります。
別に特段感じの悪い文言ではないけど、
何かしらの違和感を感じたり、、、
ちょっと、うーん、となります。
でもそのあと電話したりすると
また全然感じが違っていたり
それで実際会うと、
やっぱり思ってたとおりの人だと
安心したりします。
文字だけだと、どうしても
情報量が少なくて、ニュアンスがわからない。
だからメールができたかなり初期から
我々は顔文字を作ったりして
少しでも文章に「表情」を足そうとしてきました。
LINEがとても流行ったのも、
同じ理由ですね。
文章だけでなく、表情豊かなイラストが送れて
コミュニケーションが円滑になった。
人間は感情で生きる動物です。
かなり理屈っぽい人でも
全く感情の要素がなく
物事を判断したり行動したりしている人は
いないんじゃないかな。
そして本題ですが、
人間関係において
その感情に大きく影響を及ぼすのが
「表情」です。
「目は口ほどに物を言う」という
ことわざがありますが、
相手の言っている内容と
目を含めた表情がずれてたりすると
やはり違和感感じますよね。
同様に、一緒にいて安心できる人って
表情が豊かだったりします。
相手がどういう気持ちなのか
よく伝わるので、
一緒にいても気楽で気分いいです。
もちろん本人は悪気はないんでしょうが、
あまり表情が変わらない人だと
いつも相手の気持を推察しないといけなくて、
たまにフッと笑ってくれたりすると
ああ良かった、とホッとして、、、
そしてちょっぴり疲れます(笑)
まあその人のキャラなんだから
仕方ないといえばそれまでなのですが、
どちらかというと
ちょっとだけ損してるかも、、、
この人って誤解されがちだなぁと思う人って
わりとそんなところもあったりしませんか?
性格は生まれ持った部分が大きいですが、
表情は「表情力」を鍛えることで
改善することが可能です。
「表情力」は写真映りのみならず
対人関係の強い武器になりますので、
その鍛え方についてお話します。
「表情筋」を鍛えよう
海外、特にアメリカに行くと
人々の表情が豊かなことに驚かされます。
ちょっと目があっただけでも
満面の笑みでニッコリしてくれたり、
ちょっと大げさなのでは、と思うくらい
話に対して大きなリアクションをしてくれます。
あちらはなんたって多人種多民族国家。
文化背景、常識もそれぞれ全然違って
以心伝心なんてありえないので、
何かをきちんと伝えるのが、とても重要。
だからはっきりと伝えたいことを言葉にするし、
表情も相手にわかりやすいようにする。
これは日本人が無表情なイメージを
持たれちゃってるのも仕方ないかな、、、と、、、
アメリカ人は顔の表情筋の6〜7割を使うとか、、、
ちなみに日本人は2〜3割だそうです。。。
表情筋は筋肉ですから
他の筋肉といっしょで
使えば鍛えられますし、
使わないと衰えます。
表情筋が衰えると
顔がたるんでいきます。
筋肉で持ち上げていた皮膚や脂肪が
どんどん下がってくる。
顔の筋肉を動かさないから
血行が悪くなる。
血行が悪くなると、肌の新陳代謝が滞って
古い肌がなかなか新しい肌になってくれず、
肌荒れ、くま、シミ、くすみなど目立ってしまいます。
美容整形でリフトアップというのがありますが
本来筋肉で持ち上げていたものを
むりやり釣り上げるから、たまに、、、汗
とにかく!表情筋を鍛えることで
顔の老化を防ぐことができ
しかも表情力もつけられるのですから
一石二鳥です。
以下具体的に見てみましょう。
1,顔全体の伸び縮みトレーニング
まず顔全体を上下方向に伸ばします。
ホームアローンのマコーレーカルキンくんのように
ぐーーーんと、ゴムを引っ張るかのように、伸ばします。
次はぐーっと伸びた部分を、
逆にギューッっっと縮めます。
縦が終わったら、次は横です。
左右に引っ張られるように、顔をぐーーーっと伸ばして
そのあとで反対にぎゅーっと縮めます。
最後に息をゆっくり吐きながら
顔全体が中心に向かって吸い込まれるようなイメージで
ぎゅーっと縮ませます。
そのまま息を吐き続けながら、
目と口を大きく開きます。
これを何回か繰り返してみましょう。
どうですか?
なんだか顔の筋肉がほぐれたように感じませんか?
続いてパーツごとのトレーニングです。
2,ほうれい線トレーニング
ここは老化を印象づける
重要なパートです。
ここのトレーニングに関しては
別の記事で書きましたので
こちらをご参照ください。
3,口の周りのトレーニング
マンガのチューのように、口を尖らせます。
うーっていうような感じですね。
それをしばらく続けたら
今度はおもむろに外側に
口を閉じたまま、口を大きく外に広げるイメージで。
それをしばらく保ったら
またチューの方に、、、
これを何回か繰り返してみましょう。
口の周りがだるく感じたら
筋肉をつかっている証拠です!
口元のたるみに効きそうですね。
4,口角のトレーニング
おー、と言いながら、
頬の皮膚を伸ばすようなイメージで
そこから、あー、の口に切り替えて、
頬を持ち上げている感覚を保ちます。
口角の筋肉がよく使われているのを感じながら
これを何回か繰り返すます。
口角筋は笑顔の基本。
豊かな表情にとても大事な部分です。
がんばって繰り返しましょう。
5,目の周りのトレーニング
目をできるだけいっぱいに見開きます。
そのあと少しずつ閉じていき
最後は両方共強く閉じます。
そのあと片目だけ閉じて、
開いている方の目を大きく見開く。
終わったら反対側も、というのを
繰り返します。
目の周りのたるみやシワに
効果がありそうですね。
正直言って全部まじめに
人のいるところでやると
ちょっと変なふうに見られそうです(笑)
人がいない時や
お風呂でゆっくりしているときなど、
とにかく思いついたら
癖のようにやってみましょう。
「人は幸せだから笑うのではない。
笑うから、幸せを感じるのだ」
という言葉があります。
日頃から顔の表情筋を大きく使って
笑顔をつくることを
心がけてみてはいかがでしょうか?
試してみればわかりますが、
人は無理矢理にでも笑顔をつくると
怒ることができません。
いまはコロナ自粛で、
不安を感じて、いきおい
人々の顔から笑顔が減っている気がします。
こんな時こそ、無理にでも笑顔をつくって
心を幸せな状態にしましょう。
人は笑っている時、免疫が上がるのだそうです。
これからの時代、笑顔でいることは
生きていく上で、とても大切なことになる、
そんな気が、します。
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